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サジェスト・関連ワードの削除

弁護士 中澤 佑一  2015-02-21

機械的に表示されるサジェスト(予測検索)・関連検索

 YAHOO!やGoogle・bingなどの検索エンジンの検索窓に特定のキーワードを入力した際に、自動的に表示されるキーワードを「サジェスト」や「オートコンプリート」と言います。これらは、入力されたキーワードと一緒に検索される頻度の高いキーワードを頻度の高い順に機械的に表示しているものです。
 自社名を検索した際に「ブラック」など不穏な単語が表示されてしまうケースもあり、そのような単語が表示されてしまいますと大きくイメージを損なうことになってしまい問題です。

 検索頻度の高いキーワードを自動的に表示させているだけですので、自然に表示がなくなることもありますが、関連ワードとして表示されている限り新たな検索を誘発しますので、一度表示されてしまうと対処を行うまで継続してしまうことも多くあります。

 このような状態が会社の営業活動や採用活動に与える不利益は説明するまでもないでしょう。このような予測検索については、検索エンジンの削除義務を否定した東京高裁の判決も出ているところですが、当事務所としては法的に対処することで削除が可能であると考えており、現に多くのケースで対処に成功しています。

予測検索キーワードの削除について否定した2014年東京高裁判決

2013年に東京地裁は削除を認めたが、控訴審の高裁はこれを否定した

 検索エンジンに表示されている予測検索キーワードを検索エンジン運営者に対して削除するように求めることができるかが争われた訴訟では、一審の東京地裁が削除を認めたものの、二審の東京高裁は逆にこれを否定し、削除を求めることはできないとの結論を示しました。

 最高裁に上告中のようですが、現在のところ削除を否定した東京高裁判決が裁判所の判断となっています。

検索エンジンを特別視することは理論的には正しくない

 従来、検索エンジンに対する削除請求の裁判においては、検索エンジンは機械的・自動的に情報を表示させているだけであり責任はなく、原則として削除義務を追わないという判断がなされてきました。しかし、これは理論的に誤った判断です。検索結果に限らず情報の削除を求める際には、削除すべき側の故意や過失といった責任は不要であり、客観的に削除請求者の権利が侵害されている状態があれば足りるのです。その意味では、従来は検索エンジンは特別視されていたといえます。

 しかし、2014年10月には、東京地裁がGoogleに対して検索結果の表示の削除を命じ、これを受け2015年2月には大阪高裁においても検索エンジンの削除義務を肯定する判決が下されています。ようやく、従来の誤った議論にとらわれずに、検索エンジンも他のサイトと同様に削除義務を負う場合があるという理論的に正しい裁判例が出始めているところです。

勝訴の見込みは十分ある

 このように、近時は検索エンジンに対する裁判所の誤解も溶けつつあり、正しい判断がなされる機は熟したといえます。
 これから新たに裁判を提起すれば、裁判所も関連検索や予測検索の削除を認める判断を示す可能性が非常に高いと当事務所では考えています。

当事務所にご依頼いただいた場合の解決方法

まずは交渉での解決を目指す

 検索エンジン運営会社は、上記の高裁判決が下されたのちも、一定のネガティブな単語については、請求があれば自主的な削除に応じています。
 そこで、ご依頼を頂いた場合には、まずは私たち弁護士が御社の代理人となりYAHOO!やGoogleなどの検索エンジン運営会社に対して、表示されるネガティブなキーワードの削除を請求します。

 法的対処を行う場合には、削除できるキーワードと不可能なキーワードがございますが(お客様の状況にもよります)、当事務所ではこれまで多数の事例の取扱いがあるため、そのデータと照合することで正確かつ迅速に削除見込みの判断が可能となっております。

 削除できる場合、早い場合でご依頼から2週間弱、通常であれば1ヶ月弱で削除が完了いたします。

交渉で削除できない場合には裁判(仮処分)を

 交渉で削除に応じてもらえない場合には、検索エンジン運営者に対して削除を求める裁判を提起いたします。
 Googleに関してはカリフォルニアのGoogle,inc.を相手に裁判を提起する必要がございますが、当事務所ではGoogle,inc.をはじめ、多くの海外法人との裁判の実績がございますので安心してお任せください。

ご依頼いただく場合の費用・料金(税別表記)

100,000円/1キーワード

  • YAHOO!・Google・bingはそれぞれ別料金となります。
  • 上記は裁判を提起しない場合の費用となります。裁判での削除請求については別途お見積りをさせていただきます。
他社(SEO専門会社等)サービスとの違い
  • 継続的な対策ではなく一度の対処で根本的な解決を目指します。
  • 継続課金ではありません。費用負担は削除請求時のみです。
  • 契約終了したとたんに再び表示されるようなことはありません。
  • 専門の弁護士が担当しますので、違法行為等の心配はありません。


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